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2023年8月3日 []

ベトナム:動き始める社会のエネルギーと革新

7月末にビジネスパートナーとのご縁が重なり、はじめてベトナムにいってきました。コロナ明け初めての海外でしたが、感じたことをお伝えします。

ホーチミン、ダナン、ハノイを訪問して、私は多くの洞察を持ち帰りました。社会主義国家であるベトナムは計画経済でPDCA的な構造を有しており、その一方で、通りのあふれんばかりのバイクのエネルギーと活気が印象的でした。

カオスと調和の共存

ホーチミン、ダナン、ハノイではバイクが主要な交通手段で、ぶつかりそうなほど密集しています。しかし、実際にはぶつからず、その理由を考えると、通勤電車などの交通インフラ整備の不足、車の渋滞、高い税金、バイクの手軽さ、そして国の平均年齢の若さが原因であると思われます。

OODAのフレームワーク

このカオスの中で、ベトナム人の動きは計画的なPDCAではなく、より反応的なOODA(Observe Orient Decision Action)のフレームワークに従っているように見えました。人々、バイク、車が停まっていれば何も起こりません。動き始め、ペースを変えずに動くことで、関係性の中で自然に適応し、衝突せずに進んでいきます。

現地の経験の重要性

街中のカオスの中で生きる現地の人々の優しい笑顔とその強さは、何よりも心に残りました。これらの経験は本からも人々の話からも学べないもので、コロナ期にオンライン中心のコミュニケーションが主流であった中で、現地に行き、現場で五感で感じることの重要性をつくづく感じました。

結論

ベトナムは、計画と自由、秩序とカオスが共存する国であり、その中で人々がどのように相互作用し、適応しているのかを理解することは、ビジネスだけでなく、人々との関係性を築く上でも非常に価値のある学びとなりました。10X Visionとして、私たちはこのような多角的な視点からお客様のビジネス変革をサポートしていきます。

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